GBFund (ジービーファンド、G:芸術、B:文化、F:復興/ファンド)は、 2011年3月23日に企業メセナ協議会が立ち上げた芸術・文化による復興支援ファンドです。趣旨に賛同くださった寄付者とともに、今後5年間、被災者・被災地を応援する目的で行われる芸術・文化活動や、被災地の有形無形の文化資源を再生する活動を支援してまいります。

GBFund第4回助成先宮城県南三陸町の「行山流水戸辺鹿子躍」が東京で踊ります(10/9)

GBFund第4回助成先宮城県南三陸町の「行山流水戸辺鹿子躍(みとべししおどり)」が参加する催しが、10/9に東京であるそうです。鹿子躍(ししおどり)は、地域によって、あるいは同地域でも集落によって、踊りや装束、鹿頭のデザインや角の角度、ささらなどが異なり、見ごたえがあります。
お時間のある方はぜひ!

下記、ご案内を転記します。
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(社)全日本郷土芸能協会です。
直近のお知らせで申し訳ありませんが、9日(日)新宿において『新宿芸術天国』というイベントが開催され、岩手県一関市の行山流舞川鹿子躍(ぎょうざんりゅうまいかわししおどり)と宮城県南三陸町の行山流水戸辺鹿子躍(みとべししおどり)が合同で出演します。

鹿踊は宮城県北から岩手県南に広く伝わる踊りで8人一組で、鹿の角をつけた鹿頭と背中に長いささら、太鼓を腰につけて跳躍する踊りです。
水戸辺鹿子躍が伝わる南三陸町戸倉地区は3月11日の津波により壊滅的な被害を受け、鹿子躍の装束や太鼓一切を入れていた倉庫も流失しました。
その後、住民たちで道具類を探し歩き奇跡的に子供用の装束などを発見しました。
それを避難先に運び泥を洗い流して、皆の前で踊りを踊りました。
現在は助成や支援を受けて大人用のものなどを揃え、来年のお盆に合わせて復活活動中です。
今回舞川鹿子躍と合同での公演ですが、300年ほど前に水戸辺地区から舞川地区に鹿子躍が伝えられたという記録があり、水戸辺鹿子躍はその後途絶えていたのですが、約20年前に復活の機運が高まり、舞川鹿子躍の教えを受けて復活したいきさつがあります。
復活の際に演目や装束など全て舞川に準じたため、今回のような合同での踊りも可能です。
今回は水戸辺鹿子躍から会長と高校生4名、舞川鹿子躍から8名、計13名での上京公演です。
ご都合がよろしければ是非お誘いあわせの上ご観覧ください。

期日:平成23年10月9日(日)
時間・場所:
①パレード 11:00~12:20(新宿2丁目~新宿通り~スタジオアルタ前~西口~工学院前)
②公演1 13:15~13:30(アルタ前)
③公演2 14:15~14:30(小田急百貨店大階段広場)
④公演3 15:30~15:45(タカシマヤタイムズスクエア)
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以上
(2011/10/7)