1/16付岩手日報に、GBFund第4回助成活動「うごく七夕・川原七夕祭組復興プロジェクト」の記事が掲載されました。お正月の獅子舞、無事披露されたのですね！以下に内容を転記します。
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【陸前高田】平穏な年願い獅子舞 川原地区で行事
津波で全約２３０戸が全壊した陸前高田市高田町の川原地区周辺で１５日、小正月行事の秋葉権現川原獅子舞が行われ、今年こそは安心して暮らせるよう願いを込めた。
川原祭組（佐々木芳勝会長）の約５０人が、高田高第２グラウンド仮設住宅や光照寺、特養老人ホーム高寿園などを巡り、獅子舞を披露。獅子頭が住民らの頭をかんで無病息災を祈った。
集会所だった川原会館は津波が２階まで襲ったが、保管されていた獅子頭は奇跡的に流失を免れた。
佐々木会長は「代々受け継がれてきた行事を子どもたちに伝えたかった」と今年も獅子舞を行った意義を強調し、第一中３年の男子生徒は「陸前高田を元気づけたくて一生懸命踊った」と息を弾ませた。
【写真＝無病息災を祈り高齢者の頭をかむ川原獅子舞の獅子頭＝陸前高田市】
(2012.1.16岩手日報)
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この情報を1/16にTwitterで発信してくださったのは全日本郷土芸能協会さんです（ありがとうございます）→「陸前高田の川原祭組 夏はうごく七夕ですが正月は権現で悪魔祓い。GBFundの助成を受けて新しくはっぴを新調し心一つに。はっぴ製作は一関の京屋染物店。良かった良かった」（12/29のブログでも）
心一つに――何よりです！
【GBFund解説】
うごく七夕・川原七夕祭組復興プロジェクト
川原七夕祭組（岩手県）
2011/2012年8月7日、2012年正月
岩手県陸前高田市高寿園、高田高校仮設住宅
★大津波で中心街がすべて流出した陸前高田市では、毎年8/7に七夕祭りを開催。「うごく七夕」「けんか七夕」「海上七夕」など、住民総出で準備する華麗な七夕飾りをつけた数十台の山車が勇壮な七夕囃子に合わせて運行。獅子舞とともに地域に欠かせない郷土芸能だったが、今回甚大な被害を受けた。祭りで見られた地域の繋がりを維持し、地域を復興再生するためにも七夕や獅子舞の復興に力を入れていく。
