GBFund第5回助成活動を決定

企業メセナ協議会は、12/13にGBFundの第5回助成選考会を行い、新たに採択した計 29 活動に対し、総額 11,226,254円を助成することを決定しました。

 これにより、3 月 23 日のGBFund 開設以来の寄付総額は45,630,969 円（12 /20 現在）、助成実績は計89活動、助成総額は 42,497,834円となりました。

引き続き郷土芸能の復興事業多数、記録映像やアーカイブ制作も増加

今回は過去最多の 201 件の申請がありました。そのうち被災地の団体からの申請は 34％でしたが、被災地で開催する活動は 8 割を超えました。コミュニティーの絆である郷土芸能の再興を切実に願う案件は今回も多数あり、なかでも新年を控え、東北各地の郷土芸能が継承してきた正月行事の復興をめざす事業が数多くみられました。また、震災復興プロジェクトのアーカイブ映像やドキュメンタリー、アーティストが個別に行ってきた震災関連プロジェクトや作品を一堂に展示する美術展など、記録としての側面を持つ案件も増えました。

被災地との密なかかわりの中で活動を展開

今回の選考会に申請された活動を振り返ると、震災後の初期段階と比較して、実施場所や日程、地元受け入れ先が明確に示されているものが多いことから、被災地と密な関係を築いたうえで、腰を据えて取り組む活動が増えていることが把握できました。また、回数を重ねる試みやシリーズプロジェクトもあり、継続的な活動がみられるようになってきています。

GBFundをこれまで支えてくださっている多くの寄付者の皆様のご支援により、今回も復興に取り組む活動をサポートすることができました。この場をお借りし、改めてご支援に御礼申し上げます。

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